「東京農工大学 新技術説明会」を6月27日(火)に開催しました
2017年07月05日
平成29年6月27日(火)、科学技術振興機構(以下「JST」)のJST東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷)において、産学マッチングのイベント「東京農工大学 新技術説明会」が開催されました。
本イベントは、JSTと本学との共催により、産業界に向けて本学の研究の情報発信を行うもので、研究成果の実用化の促進や共同研究等の端緒とすることを目的に、先端産学連携研究推進センターが本学の取り纏めを行っています。
当日は、荻原勲理事(学術・研究担当)の挨拶の後、本学教員8名によるテーマ発表が行われました。
発表内容は、L-フコースを検出するセンサー素子、高温超伝導新素材、超高感度バイオ/ガスセンサ、殺虫剤の簡易スクリーニング法、リボソーム合成を標的にした細胞増殖抑制材、オンデマンド機械加工の工程設計支援システム、無電源熱輸送デバイス、投影と物体接触画撮影を両立するパネルシステム、と幅広い分野に及びましたが、各テーマの平均聴講者数は105名、総聴講者は243名にのぼりました。
各研究テーマ発表後に別途時間を設けて行った名刺交換会は大変盛況で、昨年を上回る個別相談の申込みがありました。
今後、本イベントを機に、発表された研究テーマが、技術相談、学術指導、そして共同研究へととさらに発展し、実用化を通して社会貢献に繋がることが期待されています。
----- 発表プログラム ------
① 「尿でがん診断を可能にするセンサー素子の開発」中村 暢文 教授
② 「強力磁場を自在にあやつる高温超伝導新材料」 山本 明保 特任准教授
③ 「超高感度バイオ/ガスセンサ」 清水 大雅 准教授
④ 「殺虫剤の簡易スクリーニング法」 鈴木 丈詞 特任准教授
⑤ 「リボソーム合成を標的とした細胞増殖抑制剤の開発」
泉川 桂一 特任助教
⑥ 「オンデマンド機械加工を目指した工程設計支援システムの開発」
中本 圭一 准教授
⑦ 「気体を用いたヒートパイプ 温度域を選ばない無電源熱輸送デバイスの開発」
上田 裕樹 准教授
⑧ 「投影と物体接触画撮影を両立可能な入出力パネルシステム」
藤波 香織 准教授
ロビーでの名刺交換の様子
*当日のプログラム詳細については 新技術説明会公式サイト をご覧ください。