「イノベーション・ジャパン2018」(8月30日-8月31日)への出展報告
2018年09月11日
8月 30日(木)~31日(金)、東京ビッグサイト(東京・江東区)において「イノベーション・ジャパン2018」が開催されました。
JSTとNEDOの主催によるこの見本市は、大学等のシーズと産業界のニーズの新たな結合による社会還元へのスタートの場として活用されています。15回目を迎えた今年も、多数の来場者で賑わいました。
本学からは、応用化学部門の兼橋真二特任助教、テニュアトラック推進機構の久保若奈特任准教授が出展し、650名を超える企業、機関の関係者が本学ブースに訪れました。
【展示ブースの様子】
○兼橋真二特任助教ブース-低炭素・エネルギーエリア
・出展タイトル「カシューナッツの殻から作る機能性ポリマー」
非可食・未利用バイオマスであるカシューオイルを原料とする機能性ポリマー材料を紹介。また、塗料・樹脂・フィルムサンプルの展示を行いました。
○久保若奈特任准教授ブース-ナノテクノロジーエリア
・出展タイトル「メタマテリアルによるナノスケール光ディテクタ」
光を熱に変換するメタマテリアル構造を利用した、光ディテクタを紹介。メタマテリアル構造の光応答の様子を、動画により視覚的に来場者に体感していただきました。
加工の様子の紹介やサンプルの展示など、来場者が応用をイメージしやすい展示により活発な意見交換が行われ、今後の連携活動の加速が期待されます。
イノベーション・ジャパン2018全体の詳細についてはこちら からご覧ください。