「東京農工大学 新技術説明会」を7月9日(火)に開催しました
2019年08月08日
令和元年7月9日(火)、科学技術振興機構(以下「JST」)のJST東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷)においてJST・本学共催の「東京農工大学 新技術説明会」が開催されました。
本イベントは研究成果の実用化促進や共同研究等、産学マッチングの端緒とすることを目的に、産業界に向けて本学の研究の情報発信を行うものです。先端産学連携研究推進センターが本学の取り纏めとサポートを行っています。
荻原勲理事(学術・研究担当)の挨拶の後、材料、デバイス・装置、アグリ・バイオ、製造技術、機械、創薬の各分野から8つのテーマについて本学教員による発表が行われ、各テーマの平均聴講者数は104名、総聴講者は253名にのぼりました。
各講演やサンプル展示においては、熱心に耳を傾ける来場者の姿が見られました。発表後には名刺交換会が行われました。例年に比べ、多数の名刺交換と個別相談が行われました。
本イベントを機に、技術相談・学術指導・共同研究へ発展し、実用化を通して社会貢献に繋がることが期待されています。
----- 発表プログラム ------
1)兼橋真二 助教 「未利用・非可食なカシューナッツの殻から作る機能性ポリマー」
2)岩見健太郎 准教授 「可変メタサーフェスを利用した光位相変調素子」
3)鈴木丈詞 特任准教授「効率的に虫に化学物質を食べさせる方法」
4)宮地悟代 准教授 「機能性光学表面作製のためのナノ加工技術」
5)鈴木 栄 講師 「自発的な枯死誘導システムを利用したGM作物の拡散防止技術」
6)西田浩之 准教授 「プラズマアクチュエータにおける超高電圧不要の高出力化技術」
7)帯刀陽子 講師 「エネルギー変換システムの構築:メディカル-エレクトロニクスデバイスに
利用可能な分子性ナノコイルの開発」
8)平野雅文 教授 「生物活性物質の骨格多様化と合成工程短段階化に関する新技術」
*当日のプログラム詳細については 新技術説明会公式サイト をご覧ください。