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researchmapと科研費の審査について

 researchmapは日本の研究者総覧として国内最大級の研究者情報データベースであり、政府全体でもさらに活用していくこととされています。researchmapにてWeb上に公開されている研究者情報は、研究者個人の個人情報であるという考え方がとられています。

 科研費については、その審査の際に審査委員がresearchmapの掲載情報を必要に応じて参照することができるようにするなど、平成31年度公募時に内容が見直されました。(詳細は、下記【参考】公募内容の変更点を参照願います。)

 先生方におかれましては、必要に応じて、 公募要領の「応募書類提出後のスケジュール(予定)」を確認の上、審査前までに、ご自身でresearchmapへの研究者情報の登録・更新をお願いします。

researchmapの更新方法等について

 迷ったら、まずはresearchmapサービス提供元の科学技術振興機構(JST)が開設するウェブサイトの利用者マニュアル(研究者用)を確認してください。

※ researchmapへ研究者情報を登録する際には、必ず、「研究者番号」を登録してください。

1. 新規ユーザ登録

  ご自身でresearchmapの新規ユーザ登録を行ってください。

  • 登録に当たっては、利用者マニュアル(研究者用)「新規登録について」を参照してください。
  • 科研費の研究者番号(e-Radの研究者番号)を持っていないときは、本学研究ポータルウェブサイトの「応募資格」を確認の上、研究者名簿に登録申請してください。

2. 更新

  ご自身で、随時、researchmapの更新を行ってください。

(1) researchmap上でのデータの更新方法

  • 更新に当たっては、利用者マニュアル(研究者用)「登録、更新」欄を参照してください。
  • ログインID、パスワードがわからない場合は利用者マニュアル(研究者用)「ID、パスワードがわからない」を参照してください。
  • researchmapに登録しているメールアドレスが不明または所属が変わって現在利用できない等の理由により「パスワードの再発行」ができない方は、「メールアドレス再登録申請フォーム」から現在使用中のメールアドレスを入力して、JSTサービス支援センターにお問い合わせください。なお、問合せでは、本人確認を経て、JSTがメールの再登録を行うため、メールのやりとりが何回も発生し、数十日程度の日数を要するときもありますので、十分に余裕をもってご対応ください。

(2) 教職員活動データベースに登録したデータを元に開設済みのresearchmapへ自分でデータ提供する場合

① 教職員活動データベースの左側のナビゲーションメニューで「researchmapデータ提供/確認」を押下。

イ) 教職員活動データベースの別ウインドウで開いた「researchmapデータ提供/確認」画面で一覧表示されるresearchmapへ提供するデータ(基本項目や業績リスト(○○)などの各項目*の内容)について、次の事項などにより改めて確認し、間違いがあればそのデータの登録(編集)画面で訂正してください。

I. 表示内容に誤りがないか

II. 当該データにつき、その登録(編集)画面等で、researchmapへのデータ提供の設定として、 “i. 提供したいデータ”又は “ii. したくないデータ”とした内容が正しいか

i. researchmapへ提供したいデータの設定内訳

○ 「提供(公開)」:一般に公開(※この設定のみ科研費の審査委員が閲覧可能)

○ 「提供(研究者のみ公開)」:researchmapにログインした者のみ閲覧可能

○ 「提供(非公開)」)

ii. researchmapへ提供したくないデータは「非提供」に設定

例えば、「科学研究費助成事業」画面で「申請/採択区分」欄を「申請」に設定するデータは、「researchmapへの提供」欄も「非提供」に設定

* 教職員活動データベースの仕様上、「researchmapデータ提供/確認」画面で一覧表示されるresearchmapへ提供するデータの各項目の名称(例えば、「基本項目」や「業績リスト(論文)」)は、同データベースの左側のナビゲーションメニューに表示する各項目の名称と異なります。なお、当該名称は、データ提供後に各々のデータが格納されるresearchmap上の各項目の名称に一致します。

   教職員活動データベース researchmap  
大項目 中項目 小項目 大項目 中項目
プロフィール  氏名・連絡先 「r-map」表示項目  基本項目   基本項目
主たる所属・職名
その他の所属・職名
職歴 業績リスト 経歴
学歴 学歴
学位 基本項目 基本項目
研究分野・研究テーマ 研究分野 業績リスト 研究分野
研究キーワード 研究キーワード
研究業績 科学研究費助成事業 競争的資金等の研究課題
論文 論文
著書 書籍等出版物
研究発表、招待講演等 講演・口頭発表等
研究業績(その他の活動) Works
知的財産権 産業財産権
受賞 受賞
外部研究資金等 競争的資金等の研究課題
社会貢献・国際交流 委員歴(学外委員に限る) 委員歴
メディア報道等 社会貢献活動
所属学協会 所属学協会

注) researchmap側の基本項目「プロフィール 」並びに業績リスト「担当経験のある科目」、「メディア報道」、「学術貢献活動」及び「その他」に相当する項目は、 教職員活動データベースの仕様上、同データベースに登録(編集)画面が設けられていません。

ロ) 上記イ)の「researchmapデータ提供/確認」画面にて、「データをresearchmapに提供する」ボタンの下に赤字でエラーメッセージが表示された場合は、下記のとおり対応してください。

○ researchmapへのデータ提供の可否に係るエラーのときは、「情報公開選択」画面の設定で「researchmapへの情報提供選択」欄の「researchmapへの提供選択」を「可」としてください。

・ エラー表示の例:researchmapへの提供が否と設定されているため、以下に示すデータはresearchmapへ提供されません。

○ JST研究者コードに係るエラーのときは、自身のresearchmapプロフィールの画面(トップページ)のURLを添えて、研究支援課(kaken(ここにアットマークを入れてください)cc.tuat.ac.jp)までご連絡ください。

・ エラー表示の例:以下のエラーのため、データはresearchmapへ提供されません。氏名・連絡先-JST研究者コードが設定されていません。

○ エラーが解消できないときは、当該画面のスクリーンショットを添えて、上記研究支援課までご相談ください。

ハ) 上記イ)の“一覧表示されるresearchmapへ提供するデータ”の個々に、赤字でエラーメッセージが表示された場合は、当該メッセージに従い、そのデータの登録(編集)画面でデータを修正してください。

② 上記①イ)の「researchmapデータ提供/確認」画面の「データをresearchmapに提供する」ボタンを押下。整合性チェックが自動で開始。次のエラーがなければそのまま自動でresearchmapへデータを転送。

イ) 整合性チェックの結果、エラーメッセージが表示された場合は、当該メッセージに従い、そのデータの登録(編集)画面でデータを修正し、上記①からやり直してください。

○ 正常に終了できないときは、当該画面のスクリーンショットを添えて、研究支援課(kaken(ここにアットマークを入れてください)cc.tuat.ac.jp)までご相談ください。

③ 正常に終了できれば、翌日、researchmapにデータが反映。

【留意事項】

※1. 教職員活動データベースの本機能を利用する前に、個々の研究者が自身でresearchmapへのユーザ登録を済ませた上で、上記researchmapウェブサイトの研究者情報の「設定」画面にある「権限設定」画面にて、所属機関事務担当者による編集を許可する必要があります。

*1. researchmap上で「権限設定」を修正するときは、利用者マニュアル(研究者用)「研究者情報の編集等に関わる権限設定」を参照してください。

○ 権限設定のラジオボタン「所属機関事務担当者による編集 ◎編集を許可する」は、“教職員活動データベースのデータ提供による編集 ◎編集を許可する”に読み替えます。

*2. 学外から異動してきたときは、併せて、researchmap上の所属を「東京農工大学」とし、部署を教職員活動データベースの「学部・研究科等」に一致するように更新してください。

※2. 教職員活動データベースの本機能を利用するためには、当該データベースの「情報公開選択」画面の設定で「researchmapへの情報提供選択」欄の「researchmapへの提供選択」を「可」とし、かつ、「氏名・連絡先」画面で「JST研究者コード」が設定(入力)されている必要があります。

○ JST研究者コードが不明な場合は、自身のresearchmapプロフィールの画面(トップページ)のURLを添えて、研究支援課(kaken(ここにアットマークを入れてください)cc.tuat.ac.jp)までご連絡ください。

※3. データ提供する度に、教職員活動データベース上の「r-map」表示項目に登録した(未入力状態で登録したものも含む)全データを、researchmap側の項目に全部“上書き”します。

*1. 「r-map」表示項目とは、教職員活動データベースの各登録(編集)画面の入力項目において、researchmapへの提供対象であることを示す「(r-map)」の表示がある項目です。

*2. 上記*1.の提供対象(「r-map」表示項目)のうち、データ提供時に実際に提供するデータは、各登録(編集)画面等で、researchmapへのデータ提供の設定が「提供(公開)」、「提供(研究者のみ公開)」又は「提供(非公開)」となっているデータです。

A. 「r-map」表示項目に係るresearchmapへのデータ提供の設定は、次のとおり行います。

a. プロフィールの「氏名・連絡先」、「所属・職名」及び「学位」画面における「r-map」表示項目は、別途、「情報公開選択」画面の「researchmapへの情報提供/公開選択」欄に示すそれぞれの項目で設定

注) 「科学研究費研究者番号」を「提供(公開)」以外に設定した場合、科研費の審査委員がその審査時に科研費電子申請システムとリンクさせた形でのresearchmapの参照ができません。

b. その他の「r-map」表示項目は、当該小項目を含む中項目に係る登録(編集)画面の「researchmapへの提供」欄で、同中項目中の「r-map」表示項目の全てを一括して設定

・だだし、「外部研究資金等」画面には、各入力項目に「r-map」の表示がなく、かつ、「researchmapへの提供」欄がないため、「本学HPからの公開」欄で「Yes」と設定した場合、上記「researchmapへの提供」欄で「提供(公開)」と設定したときと同様とする仕様となっています。

B. 繰り返しますが、researchmapへのデータ提供の対象は、上記A.のresearchmapへのデータ提供の設定に関わらず、「r-map」表示項目全部です。仕様上、次のように対象を絞り込むことはできません。

a. 特定の大項目のみ(例えば、研究業績、社会貢献・国際交流だけ)

b. 特定の中項目のみ(例えば、研究業績のうちの論文、著書だけ)

c. 特定の中項目のうちの個別のデータのみ(例えば、計20件登録した論文のうちのα論文及びβ論文の2件だけ)

d. 特定の小項目のみ(例えば、論文に23ヵ所ある「r-map」表示項目のうちの必須項目であるタイトル、出版日及びDOIの3か所だけ)

*3. ここでいうデータ提供による“上書き”では、上記*2.のresearchmapへのデータ提供の設定に関わらず、researchmap側で次の処理が行われます。

a. researchmap側の基本項目へは、教職員活動データベースのプロフィールの「氏名・連絡先」、「所属・職名」及び「学位」画面における「r-map」表示項目のデータが、上記*2.A.a.の設定に基づき提供され、上書きされます。

b. researchmap側の業績リストは、まずはresearchmap上に既に登録されているデータが一旦全部削除され、次に新たに教職員活動データベースの上記*2.A.b.のその他の「r-map」表示項目のデータが同*2.A.b.の設定に基づき提供され、改めてresearchmap上に登録し直されます。

○ 教職員活動データベースにおいて上記*2.のresearchmapへのデータ提供の設定で「非提供」としていても、相対するresearchmap上のデータは、a.のときは提供のない状態が上書きされ、また、b.のときは削除されて、“空:何も示さない状態(Null)”になります。

○ 教職員活動データベースの仕様では、データ提供の際に、researchmap側の各項目に既に登録されているデータそのものを残すことができません。 また、一部の項目に限定してデータを入れ替え(上書き)あるいは追加したり、差分のみ上書きしたりすることもできません したがって、次の場合、 データ提供により、researchmap側のデータが無くなってしまいますので、充分ご注意ください。(下記「(表)データ提供時の更新の優先」及び「教職員活動データベース FAQ」QA4参照)

□ 特定の中項目のみ、仮に論文だけを上記*2.のresearchmapへのデータ提供の設定で「提供」とし、その他全項目を「非提供」としてデータ提供すると、researchmap側で既にその他中項目にデータを登録していたとしても、データ提供の結果として、「提供」とした論文以外の全データが空になります。

□ 特定の中項目のうちの個別のデータのみ、仮に計20件登録した論文のうちのα論文及びβ論文の2件だけを上記*2.のresearchmapへのデータ提供の設定で「提供」とし、その他全項目を「非提供」としてデータ提供すると、researchmap側で既に同論文20件のうちの「非提供」とした18件及びその他中項目にデータを登録していたとしても、データ提供の結果として、「提供」とした2件の論文以外の全データが空になります。

□ 特定の小項目のみ、仮に論文に23ヵ所ある「r-map」表示項目のうちの必須項目であるタイトル、出版日及びDOIの3か所だけを入力・登録し、上記*2.のresearchmapへのデータ提供の設定で「提供」とし、その他全項目を「非提供」としてデータ提供すると、researchmap側で既に同論文の著者、誌名、出版者、巻号頁及び概要並びにその他項目にデータを登録していたとしても、データ提供の結果として、「提供」とした論文に登録したタイトル、出版日及びDOIの3か所以外の全データが空になります。 

*4. データ提供を取り消すことはできません。

○ 教職員活動データベースの「researchmapデータ提供/確認」画面で「データをresearchmapに提供する」ボタンを押下する前に、表示された内容に問題がないか十分にご確認ください。

*5. データ提供を行う前に、researchmap上のデータをバックアップすることをお勧めします。

○ researchmap上の業績リストをエクスポート・インポートする方法は、利用者マニュアル(研究者用)「研究者・業績インポート」「研究者・業績エクスポート」を参照してください。

*6.再掲しますが、researchmapへ研究者情報を登録する際には、「研究者番号」を登録してください。研究者番号の登録がないと、科研費の審査委員がその審査時に科研費電子申請システムとリンクさせた形でのresearchmapの参照ができません。

○ 審査委員によるresearchmapの参照のためには、教職員活動データベースの「情報公開選択」画面の「researchmapへの情報提供/公開選択」で、「科学研究費研究者番号」欄を「提供(公開)」としておく必要があります。

(表) データ提供時の更新の優先

教職員活動データベース上の「r-map」表示項目に登録したデータとresearchmap側の相対する項目に既に登録されている紐づくデータとのデータ提供時の更新の優先      researchmap「権限設定」画面の 「所属機関事務担当者による編集」の設定 科研費の審査委員の閲覧
許可する 許可しない
教職員活動データベース 

「情報公開選択」画面の設定

「researchmapへの情報提供選択」欄

「researchmapへの提供選択」

 可

各登録(編集)画面の「researchmapへの提供」欄の設定(又は「情報公開選択」画面の「researchmapへの情報提供/公開選択」欄の設定)

提供(公開) 提供データで上書きされる データ提供不可(researchmapのデータのまま) 業績情報については提供(公開)のみ閲覧可
提供(研究者のみ公開)又は提供(非公開) 閲覧不可
非提供 researchmap側の相対するデータ自体が無くなってしまう

各登録(編集)画面の「researchmapへの提供」欄の設定(又は「情報公開選択」画面の「researchmapへの情報提供/公開選択」欄の設定)

提供(公開)、提供(研究者のみ公開)、提供(非公開)又は非提供 データ提供不可(researchmapのデータのまま)

教職員活動データベース FAQ

※1. 教職員活動データベースの登録の有無は、「教職員ポータル」の「教職員活動データベース(教員活動評価システム)」で確認してください。

※2. 教職員活動データベース(教員活動評価システム)についてご不明な点は、人事課(内線(5103)、メール:jinhyoka[at]m2.tuat.ac.jp)までお問い合わせください。

Q1:教職員活動データベースに登録されていない特任助教等は、researchmapへの研究業績等の登録を、どうすればよいですか?

A1:個人で直接researchmapへ研究業績等を登録してください。

Q2:年俸制教員になってから、教員活動評価を教職員活動データベースで行っていないため、当該データベースを更新していません。この場合も、researchmapの研究業績等の更新に合わせて、教職員活動データベースを更新する必要がありますか?

A2:researchmapの研究業績等を個人で更新するとともに、教職員活動データベースも更新する必要があります。

本学は研究者の情報発信と教員活動評価の両方を効率的に行うように教職員活動データベース(教員活動評価システム)を導入しています。当該データベースで情報公開選択を「可」とした研究業績等は、本学ホームページの研究者情報検索(教員データベース)で一般に公開されるため、情報発信の意味でも、必要に応じて、教職員活動データベースを更新することをお勧めします。

Q3:researchmapの業績リストが最新の状態になるよう、随時、更新しているときに、教職員活動データベースに登録している未更新の古いデータをresearchmapへデータ提供した場合、researchmap上にあった最新のデータはどうなりますか?(例えば、科学研究費助成事業に係るデータは、事務局が教員活動評価時に評価対象となる年度の実績データのみ一括入力し、教員は当該対象年度以降に採択されたデータを追加登録できないケースがあります。)。また、researchmap側の基本項目の「プロフィール 」並びに業績リストの「担当経験のある科目」及び「その他」に相当する項目は、教職員活動データベース上に設けられておらず、当該項目に係るデータを入力することができませんが、データ提供した場合、researchmap上にあった同項目に登録済みのデータはどうなりますか?

A3:データ提供を行うと、まずはresearchmap側の業績リストに既に登録されているデータを一旦全部削除し、次に新たに提供されたデータのみを用いて改めてresearchmap上に登録し直すことになります。

教職員活動データベースでは、データ提供の際に、researchmap側の各項目に既に登録されているデータそのものを残す方法がありません。

また、一部の項目に限定してデータを入れ替え(上書き)あるいは追加したり、差分のみ上書きしたりするといった、いわゆる「差分更新」の機能もありません。

したがって、データ提供により、researchmap側のデータが削除され、完全に無くなってしまう場合がありますので、充分ご注意ください。

特に、researchmapの基本項目の「プロフィール 」並びに業績リストの「担当経験のある科目」、「メディア報道」、「学術貢献活動」及び「その他」に登録したデータは、データ提供する度に、researchmap上から削除されてしまうので、その都度、researchmapに自身で追加登録する必要が生じてしまいます。

データ提供を行う前に、researchmap上のデータをバックアップすることをお勧めします。researchmap上の業績データをエクスポート・インポートする方法は、利用者マニュアル(研究者用)「研究者・業績インポート」「研究者・業績エクスポート」を参照してください。

なお、researchmapにおいて教職員活動データベースからのデータ提供を常に行わないときは、researchmapウェブサイトの研究者情報の「設定」画面にある「権限設定」画面にて、「所属機関事務担当者による編集 ◎編集を許可する」のラジオボタンのチェックを外してください。

Q4:教職員活動データベースの研究業績「論文」の項目に登録したa~jの計10論文があり、それぞれ「researchmapへの提供」欄をa・e・iは「提供(公開)」、b・fは「提供(研究者のみ公開)」、c・gは「提供(非公開)」、d・h・jは「非提供」と設定、一方、researchmapの業績リスト(論文)の項目には、上記データベース側の「r-map」表示項目に相対する項目に既に登録されている紐づく論文A~H(Aはa、Bはb、Cはc、Dはd、Eはe、Fはf、Gはg、Hはhに紐づき、互いの登録データは全く同じ)の計8論文とともに、researchmapのみに登録されたK~Oの計5論文のデータがあるとき、当該データベース上の計10論文のうち、a~dの計4論文のみその内容の一部を修正するとともに、同10論文とは別のk~nの計4論文を新たに追加登録し、それぞれ「researchmapへの提供」欄をkは「提供(公開)」、lは「提供(研究者のみ公開)」、mは「提供(非公開)」、nは「非提供」と設定した後に、researchmapへデータ提供する場合で、kはK、lはL、mはM、Nはnに紐づいたとき(紐づく互いのデータ量は各々K~Nの方がk~nよりも多い)、データ提供を実施した結果、researchmap上の論文のデータはそれぞれどうなりますか?

A4:データ提供後のresearchmap上の論文のデータは、それぞれ次のとおりです。

教職員活動データベース researchmap 紐づくデータの同一性 

データ提供後のresearchmap上の論文のデータ 

 論文

「researchmapへの提供」欄の設定 

論文 
a 提供(公開) A a=A、後aを一部修正 論文Aは論文aのデータが上書きされる
提供(研究者のみ公開) B b=B、後bを一部修正 論文Bは論文bのデータが上書きされる
提供(非公開) C c=C、後cを一部修正 論文Cは論文cのデータが上書きされる
非提供 D d=D、後dを一部修正 論文Dは削除される
提供(公開) E e=E 論文Eは論文eのデータが上書きされる
提供(研究者のみ公開) F f=F 論文Fは論文fのデータが上書きされる
提供(非公開) G g=G 論文Gは論文gのデータが上書きされる
非提供 H h=H 論文Hは削除される
提供(公開) 論文iのデータを持つ新しい論文が登録される
非提供 (該当する論文データは無い)
提供(公開) K データ量はk 論文Kは論文kのデータが上書きされる
提供(研究者のみ公開) L データ量はl 論文Lは論文lのデータが上書きされる
提供(非公開) M データ量はm 論文Mは論文mのデータが上書きされる
非提供 N データ量はn 論文Nは削除される
無  O 論文Oは削除される

【参考】公募内容の変更点

 科研費の応募時の提出書類「研究計画調書」については、平成31年度公募(平成30年9月)からは、研究業績欄における業績等の記載方法について見直され、次のとおり変更等が行われました。

  • 研究計画調書における「研究代表者及び研究分担者の研究業績」欄について、評定要素に合わせ、「応募者の研究遂行能力及び研究環境」欄に変更する。
  • 審査の際に審査委員がresearchmap及び科学研究費助成事業データベース(KAKEN)の掲載情報を必要に応じて参照することができるようにする。

 なお、本見直しについては、平成31年度科学研究費助成事業公募要領等説明会において、資料2「平成31年度科学研究費助成事業-科研費-科研費審査システム改革、平成31年度公募内容の変更点」により、次のとおり説明がなされています。

○ 審査におけるresearchmapの参照について(資料2の28頁から抜粋)

 審査の際に審査委員がresearchmap及び科学研究費助成事業データベース(KAKEN)の掲載情報を必要に応じて参照することができるようにします。

  • 科研費の審査はあくまでも研究計画調書で審査するものであり、researchmap及び科学研究費助成事業データベース(KAKEN)は審査の際に審査委員が必要に応じて参照する取扱いとします。
  • 従前、公募要領等に記載しているとおり、引き続き、researchmapへ研究者情報を登録いただくようお願いします。なお、researchmapの掲載情報を参照するに当たっては、researchmapに登録されている「研究者番号」により検索を行いますので、researchmapへ研究者情報を登録する際には、必ず「研究者番号」を登録してください。

○ researchmapの具体的な取扱い(資料2の29頁から抜粋)

  • 科研費の審査において、研究遂行能力を有しているかについては研究計画調書で判断します。
  • 審査の際に審査委員が必要に応じて参照することができますが、従前よりも審査の際に審査委員がresearchmapを参照しやすくなることから、必要な情報を積極的に登録・更新してください。
  • researchmapは参考情報として参照するため、researchmapの更新・登録自体が直接的に採否に影響することはありません。
  • なお、researchmapの情報は必ずしも審査に必要な情報のみではないため、審査に必要の無い情報までは活用しないよう審査委員に周知する予定です。

 詳細は、同公募要領等説明会FAQを参照してください。

 また、令和2年度公募(令和元年9月)では、上記変更の趣旨等が必ずしも十分に浸透しなかったことを踏まえ、「応募者の研究遂行能力及び研究環境」欄において、適切な研究業績を応募者が選択し記載することが可能であることなど、変更等の趣旨が改めて周知されました。特に、同欄の留意事項として、以下のとおり、論文を引用する場合の記載方法の例等が記載されましたので、ご確認ください。

  1. 研究業績(論文、著書、産業財産権、招待講演等)は、網羅的に記載するのではなく、本研究計画の実行可能性を説明する上で、その根拠となる文献等の主要なものを適宜記載すること。
  2. 研究業績の記述に当たっては、当該研究業績を同定するに十分な情報を記載すること。例として、学術論文の場合は論文名、著者名、掲載誌名、巻号や頁等、発表年(西暦)、著書の場合はその書誌情報、など。
  3. 論文は、既に掲載されているもの又は掲載が確定しているものに限って記載すること。

【日本学術振興会科研費FAQ令和元年8月版から抜粋】

【Q3107】 平成31(2019)年度科研費(平成30(2018)年9月公募)に係る審査より、審査委員がresearchmap及び科学研究費助成事業データベース(KAKEN)の掲載内容を必要に応じて参照することができるようになりましたが、researchmapに研究者情報を登録しないと、科研費に応募してはならないのでしょうか。また、研究者情報を登録・更新していない応募者は審査で不利になるのでしょうか。

【A】 researchmap への登録・更新は応募の要件ではありません。また、あくまでも、審査の際に審査委員が必要に応じてresearchmap を参照することができる取扱いとしていますので、researchmap の登録・更新自体が直接的に応募研究課題の採否に影響することはありません(researchmap の登録・更新や、その掲載内容を直接的に評定要素としている訳ではありません)。

一方、科研費においては、従前よりresearchmap への研究者情報の登録を推奨するとともに、平成31(2019)年度公募からresearchmap に登録されている情報を審査の際に審査委員が必要に応じて参照する取扱いとしましたので、今後も研究者情報の積極的な登録・更新にご配慮ください。

※「競争的資金における使用ルール等の統一について」(平成27年3月31日競争的資金に関する関係府省連絡会申し合わせ)の「8 電子申請等の促進」において、科研費を含む公募の際に研究業績の提出を求める事業においては、研究者等にresearchmap への登録及び入力等の利用を促すことや、研究業績としてresearchmapの登録情報の活用を促すこととされるとともに、reseachmap の更なる活用の方途について検討を進めることとされています。これを踏まえ、科研費において上記のとおりresearchmap との連携を行うこととしました。